男性のスキンケアは今やすっかり当たり前となり、スキンケア・ヘアケアと同じように男性もメイクで身だしなみを整えるメンズメイクは、もはや一般的になりつつあります。女性同様、芸能界では男性もメイクが当たり前ですが、世界中にファンを持つ男性アイドルやモデル、韓国のアイドルなどに、女性のように美しく綺麗な男子が増えたことも影響しているようで、特に若い世代ではメイク男子はもはや「普通」です。

あなたが化粧する理由は？

あなたは「なぜメイクするの？」と聞かれたら、なんと答えますか？かわいくなりたい、キレイになりたい、カッコ良くなりたい、素顔だと恥ずかしいから、など様々な答えがありそうですが、カッコ良くなりたいから化粧をするという方は、カッコいい自分になりたいという願望があるはずです。いわば、カッコいい自分が理想の姿です。化粧によって、今ある自分を理想の自分に変身させます。

素顔だと恥ずかしいという方は、いつもの自分に化粧で手を加えます。自分の顔で自信のある部分を強調したり、見られたくない部分をカバーしたり、化粧によって、自分の見え方、見られ方を管理します。言ってみれば、装い（粧い）です。これを考えると、化粧はおしゃれのためではありません。化粧は、社会における自分が自分としてあるために必要不可欠なものです。

化粧とは？化粧が人の行動に影響を与える

化粧をすることは、ただ外見を変えるだけではありません。カリフォルニア州立大学デイヴィス校で教授を務めているスーザン・カイザー氏によれば、服を着ることには3つの働きがあるといいます。この3つの働きは、化粧にもあてはめることができます。

1. 自己の確認・強化・変容機能
   自分自身がどのような人間かを、自分の服装にもとづいて確認し、そのイメージを強めたり、あるいは変容させたりという働き
2. 情報伝達機能
   服装を通じて、他者に自分の特徴や欲求を伝える働き
3. 社会的相互作用の促進・抑制機能
   よそおいがひととひととのコミュニケーションを促進したり、抑制したりしてしまう働き

化粧をする理由は、変身であり、装い（粧い）です。服装や外見は、その人の内面の表れと言いますが、化粧によって、外見を理想の自分に近づけることで、自分はそういう人間なんだと確認し、内面の自分や行動をも変えていくことができ、なりたい自分に自分を変えていけます。

また、自分の性格や価値観を化粧によって表現することで、私はこういう人間ですと、相手に理解してもらうことができます。初対面の人と会うとき、自分がどのように捉えられるかわかりません。第一印象や見た目で判断してはいけないとよく言いますが、相手は自分がどんな人か分からないため、まず外見から付き合い方を考え、その情報からコミュニケーションを取っていきます。もし、外見から「だらしがない人」と判断されたら、自分のことは信用してもらえず、結果として、粧いがコミュニケーションを抑制し、これからつきあっていくのはやめようと思われてしまうかもしれません。

TPOに応じた化粧で役割を演じる

また、私たちは、家にいる時、仕事に行く時、友達と遊びに行く時、デートに行く時、結婚式に行く時、お葬式に行く時など、自分がどこに行くか、誰に会うかによって化粧を変えています。そこには、自分の役割と規範が存在しているからです。例えばお葬式に行くとき、派手な格好や化粧をしていく人はいないと思います。化粧は、自分を表現できるツールですが、自分も周りも不快にさせない、時と場合と場所によって、TPOに応じた化粧が望まれます。

そして化粧は、今の自分を理想の自分に近づける方法でもあり、自分の役割を演じ分けることでもあります。人は誰しも、何かしら役割を演じています。同じ人でも、子供からみれば父親、親からみれば息子、妻からみれば夫、会社では部長など、様々な役割があり、私たちはその与えられた役割によって外見を変えています。

はじめよう、メイク男子！おすすめのコスメ「WAR PAINT.（ウォーペイント）」

劇的なルックスの変化というより、自分に自身を与えるような、ナチュラルな仕上がりで、これからメンズメイクをはじめようと思っているメイク男子におすすめ！のイギリス発祥メンズコスメブランド「WAR PAINT.（ウォーペイント）」をご紹介します。「WAR PAINT.（ウォーペイント）」は、多岐にわたる男性の肌悩み、乾燥、ベタつき、テカリ、ニキビ跡、毛穴の黒ずみ、クマ、シワ、たるみなど、男性の整え肌をサポートし、「自分の見た目に自信が持てない」「若々しくありたい」「良い印象に見られたい」そんな想いをバックアップするために、メイクは女性がするものという概念に囚われず、男性が自由に、大胆に自己表現をするための新たな選択肢として「自信を与える、男のためのメイク」を提案する、男性に寄り添ったメンズコスメブランドです。

©︎WAR PAINT.

ブランド創設者のダニー・グレイは 、小さい頃、容姿が理由でいじめにあい、自分に自信を持てず、苦しい日々を送っていました。その後まもなくして、彼は身体醜形障害であると診断されます。そんな彼を救ったのは、一本のコンシーラー。「こんなに肌が変わるんだ」と衝撃を受けたダニーは、メイクをすることで自信を得られることに気付きます。

しかし、当時は 男性用の化粧品は市場になく、化粧品の多くが女性コスメ売り場で販売されており、気軽に買いに行くことが出来ませんでした。そこで、ダニーは「自分と同じ悩みを抱えている男性はきっといるはずだ」と、男性が手に取りやすいブランドを発案。常に男性に寄り添ったブランドを目指し、2018年11月「WAR PAINT.（ウォーペイント）」は誕生しました。

2020年1月、イギリスの大手百貨店チェーン「ジョン・ルイス」の旗艦店にてポップアップストアを展開すると、「前例がない取り組みだ」と注目が集まり、テレビ、雑誌、新聞など数多くの海外メディアに取り上げられました。ブランド立ち上げ後（2018年11月）、わずか2年で79ヶ国への販売実績に加え、実店舗も9つへ拡大。イギリスをはじめ、アイルランド、スコットランドと店舗を展開しています。WAR PAINT. ウォーペイントの商品は、男性の生活の場にも溶け込み、ジェンダーレスでアンドロジナスな、黒と白を基調としたクールなパッケージです。

©︎WAR PAINT.

動物由来成分を使用していない、エシカル・ヴィーガン

ヴィーガニズム（veganism）は、人間ができる限り動物を搾取することなく生きるべきであるという主義で、英国にあるVegan Societyの定義によるとヴィーガニズムとは「衣食他全ての目的に於て‐実践不可能ではない限り‐いかなる方法による動物からの搾取、及び動物への残酷な行為の排斥に努める哲学と生き方を表します。」脱搾取主義（だつさくしゅしゅぎ）とも言いますが、「WAR PAINT.（ウォーペイント）」の商品は、動物実験をしておらず、動物由来成分を使用していないヴィーガン仕様で、エシカル・ヴィーガンの方にもおすすめです。

品質にこだわったイギリス製で、伸びが良く軽やかな使用感で、肌の赤みやニキビ跡、クマ、テカリなど気になる部分を自然にカバーでき、まるでメイクをしていないかのような、自然な仕上がりが特長で、ナチュラルなメンズメイクにぴったりです。コスメの使い方や選び方などもウォーペイント公式オンラインストアのWEBマガジンや、Youtubeチャンネルで見ることができますので、メイクが初めての方にも安心です。

化粧は、自分に自信を持って生きるために必要なもの

男性のメイクも、女性のメイクも、端なる一過性のファッションではありません。また、無駄で不要なものでもありません。化粧は、化粧をする人の外見を変え、見る人だけではなく、化粧をした人の心にも作用します。化粧は、性別問わず、自分に自信を持って楽しく生きるというところが主題にあり、大事なのは自分が心地よいと思うメイクを楽しんで生きていくことです。社会の中で自分に自信を持って、自分が自分として幸せに生きていくために、メイクを活用していきましょう。

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