アセンデッドマスター「ヴィシュヌ」
ヴィシュヌ(Vishnu)は、ヒンドゥー教の神です。「ブラフマー」や「シヴァ」とともに「トリムルティ」の1柱を成す重要な神です。ヴィシュヌと同じ最高神であるシヴァとブラフマーは同一の神であり、3柱で1つの存在です。
ヴィシュヌとシヴァ、ブラフマーを同一神とするのは、ヒンドュー教の「三神一体(さんしんいったい)」という教えにもとづきます。ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァの3柱は、宇宙の創造、維持、破壊という3つの機能が3人組という形で神格化されたもので、1つの存在から「創造」を司るブラフマー、「維持」を司るヴィシュヌ、「破壊」を司るシヴァが生まれ、同一の神であることから3柱の力関係は同等とされています。
ブラフマー(梵天・ぼんてん)が宇宙を創造し、ヴィシュヌがそれを維持し、シヴァがそれを破壊するとされています。シヴァが山岳と関係あるのに対し、ヴィシュヌは海洋と縁が深く、天地創造の時、ヴィシュヌは神々とともに海底から不死の飲料、アムリタ(甘露)を得ました。その過程で、海中から出現したラクシュミー(シュリー、吉祥天・きちじょうてん)を妻とし、やはり海中から生じた宝珠を胸にかけています。
ヴィシュヌは大蛇(シェーシャ竜)を寝台として水上で眠り、ブラフマーはビシュヌの臍(へそ)に生えた蓮華から現れたといいます。また、ビシュヌは武器として円盤(チャクラ)、棍棒(こんぼう)を持ち、ガルダ鳥に乗るとされています。
ヴィシュヌは、世界が悪の脅威にさらされたとき、混沌に陥ったとき、破壊的な力に脅かされたときに「維持者、守護者」として化身の姿で地上に現れると言われています。「アヴァターラ」と言われるヴィシュヌの化身を使い分け、大きな魚の姿で大洪水から人々を救ったり、猪の姿で水につかった大地を引き上げたりと、ヴィシュヌは様々な姿の化身になって人々を助けました。
アヴァターラは、10種の化身を「ダシャーヴァターラ」と言い、10化身は、猪(バラーハ)、人獅子(ヌリシンハ)、亀(クールマ)、侏儒(バーマナ)、魚(マツヤ)、ラーマ、パラシュラーマ、クリシュナ、ブッダ、カルキです。ヒンドュー教で最も人気があると言われる神「クリシュナ」も、ヴィシュヌのアヴァターラ。クリシュナは8番目の化身であり、武勇に長けた英雄として描かれています。また、仏教を開いた有名な「ブッダ」も、ヴィシュヌの9番目の化身だと言われています。
ブラフマーとヴィシュヌとシヴァは、同一の神性の三つの異なった名と姿です。
ブラフマ、ビシュヌ、シヴァの物語
すべては一つ、万人に等しくありなさい。
肉体の名と姿はさまざまでも、すべての生き物に内在する神性はただ一つです。
ブラフマーは創造者、ヴィシュヌは守護者、シヴァは破壊者です。
けれども、三つの側面はどれも一つの神性を表しています。
一なる神が、創造にかかわるときはブラフマーと呼ばれ、
生き物を守り維持するときはヴィシュヌと呼ばれ、
そして最後のラヤ(破壊)という行為においてはシヴァと呼ばれているのです。
神性にさまざまな名と姿があるとすることから生じる混乱を避けるため、
神はアートマ(真我)、あるいは、絶対者ブラフマン(無名・無形・無属性なる神性)と呼ばれます。
唯一なるアートマがあらゆる生き物に浸透しているのです。
サティヤ サイババ
ヴィシュヌは、維持を司る神として世界を守るために、力が不均衡を起こしたときに、調和をもたらし、あらゆるものに保護と慈悲を与えます。慈悲深く、愛情深い神であるヴィシュヌは、あなたの現在や未来に関して、安心感を与える手助けをしてくれます。
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アセンデッドマスター ヴィシュヌからのメッセージ
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Eva et Lilit エヴァエリリトのスピリチュアルカウンセラー・ホリスティックセラピスト。スピリチュアル カウンセリング、オラクルカードやヌメロロジーリーディング、エンジェルヒーリング、アロマテラピー、ヒーリングアート、デザイン、ウェブ全般。得意なことは浄化。宇宙や不思議な話、怪談が大好き。最近は日本の神様や古事記、仏様や法華経に興味があり、写経や仏画にハマってます。
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