汝自身で在れ、汝自身を知れ とは? この世の仕組みと魂の旅の目的

「汝自身で在れ、汝自身を知れ」という言葉との出会い

1年程前、何を表現したら良いか分からなくなって、ブログの記事更新が途切れ、様々なことに行き詰まっていた時に読んでいた「22を超えてゆけ」という辻 麻里子さんの著書の中で、「汝自身で在れ、汝自身を知れ」という言葉に出会いました。

「22を超えてゆけ」は、主人公のマヤが、過去から未来にわたる全人類の記憶を一つ残らず書き記しているという「宇宙図書館」から、現在、過去、未来の時間の座標軸と空間の座標軸が交錯しあい、さらに幾つもの次元が重なった中を、難問をクリアしながら、太陽の国へと向かっていくという物語です。

読んでいる最中に「Azure」のシンクロニシティが起き、読んでいて面白いのに、なぜか眠くなってしょうがないという、とても不思議な体験をしました。

この本には、宇宙図書館へのアクセス方法も書かれており、その宇宙図書館の入り口には、アヌビスが左右に鎮座していて、左側のアヌビスに、勇気の紋章と「汝自身で在れ」、右側のアヌビスに、知恵の紋章と「汝自身を知れ」という意味の文字が書かれているとありました。

知っているという感覚

「汝自身で在れ、汝自身を知れ」という言葉を見たとき、私が中学の頃に、理科を教えてくれた先生が「僕たちは、自分が何者かであるか、何のために生まれてきたのかを知るために生きている」とおっしゃっていた言葉が頭を過ぎりました。

調べてみると「汝自身であれ」は、詩人であり哲学者でもあるニーチェの名言に「常にいつも、汝自身であれ。汝自身の教師、彫刻家であれ」という言葉がありました。「汝自身を知れ」は、古代ギリシアの聖域、デルポイにあるアポロン神殿の入口に刻まれた古代ギリシアの格言で、パウサニアスの『ギリシア案内記』10.24.1 に記されており、プラトンの『プロタゴラス』の中でソクラテスが、七賢人がデルポイのアポロン神殿に集まって「汝自身を知れ」と「度を越すなかれ」という碑文を奉納したと語っています。

汝自身を知れ、ギリシア語: 「γνῶθι σεαυτόν」グノーティ・セアウトン

こういった哲学者の言葉の解釈を調べているときや、スピリチュアルなことなどを調べて、様々な見解を聞いたり、読んだときに、聞いたことがあるような感覚、それを知っているというような感覚になることがあります。これを書いているときにスピリチュアルガイドが「knowledge」と伝えてきました。そう、まさにそれは「知っていること」で、内なる心、スピリットが知っていることなのだと感じます。

この世の仕組み、すべてはひとつ「ワンネス」

万物の創造主、宇宙が生まれたとき、そこには「意識」しかありませんでした。宇宙とはこの世界のことであり、意識です。宇宙は、ただ存在している「意識」だけでしたが、「わたしは何者か?」と自ら考えはじめました。しかし、自分だけでは自分を知ることができないので、自分を分離しました。

宇宙は、意識を分離して作った、他者となった自分を通して、自分を知ることができたのです。すべてはひとつ「ワンネス」でしたが、自分が自分であることを認識するためには、自分以外のものが必要だったのです。それが私たちひとりひとりです。

宇宙は、分離しながらこの世界の創造を始めました。ただこの創造は、意識の想像の中で行われています。私たちが目を閉じた状態で物事を空想するのと同じです。そしてこの創造=想像は今現在も進行中です。ですから、この世界、三次元に限らず、高次元もパラレルワールドも含めたあらゆる時空間も、端的に言うと、意識の空想上にあります。

どうこう説明できないですが、物理学の学説に「ホログラフィック理論」というものもあり、一概には信じがたいですが、私たちやこの世界はすべて精巧にできた幻想の世界、映画「マトリックス」みたいな世界なのです。非常に精巧にできているので、宇宙の幻想だとはわかりません。それに私たちの次元では、肉体も物体も存在していますし、体験による結果がきちんと与えられていますので、自分がやったことに対する結果は必ず自分に返ってくるようになっています。

これは、私たちが生まれた理由が「自分が何者であるか」を体験を通して知ることだからです。自分を知るためには、まず自分を外に向かって表現しなければなりません。自分が外へ発した表現は、結果として必ず他者から反応が返ってきます。この宇宙の仕組みによって、自分が何者であるかを体験を通して知ることができます。

「マトリックス」にも、汝自身を知れという言葉が出てきます。

台所戸口の上にある格言、ラテン語:「Temet Nosce」汝自身を知れ

分離意識が生んだ、他人と比較した自分

私たちが皆全く同じだったら、私たちは自分が何者であるかわかりません。ですから、自分とは違う個性の人が周りにいるわけですが、私たちは、自分が他人と違うところが気になりだし、何か変だと感じてしまうような、劣等感や不安などの分離意識が生まれてしまいました。そして他人と同じでなければならないと無理に合わせようとしたり、逆に他人と比較して、他人と違う自分であることが「自分らしさ」だと考え、自分を強く主張したり、自分を守るために自分とは違う人を否定するようになったのです。その結果、自分自身への葛藤が生まれ、人間関係においても悩み、苦しみが生まれてしまいました。

これは、すべてこの世界の本質「ワンネス」からかけ離れているために起こっています。私たちは、すべてはひとつで、すべては繋がっているという意識をすっかり忘れてしまっています。ワンネスとは、すべてはひとつで、すべて繋がっているという意識を、完全に理解している心の状態であり、他人と比較せずに、私たちがそのままの、ありのままの自分でいて幸せであることです。

汝自身で在れ、汝自身を知れとは?

●「汝自身で在れ」とは、「自分を愛し、個性を輝かせ、ありのままの自分で在ること」
●「汝自身を知れ」とは、「自分が何者であるかを知ること」

「汝自身で在れ、汝自身を知れ」とは、他人とは比較せずに、ありのままの自分を愛し、そのありのままの自分らしさで在ることが幸せであり、その自分の個性を輝かせ、自分を表現することの体験を通して、他者を知り、自分が何者であるかを知ること、それが人生、魂の旅の目的なのだと、この世の本質を説いているのではないでしょうか。

そうすれば人は自由になり、スピリットは解放され、豊かさに満ち溢れた人生になり、葛藤も偽りも抵抗もなく、無理や我慢のない幸福な世界に生きることができます。そして、私たちはすべてはひとつである、すべて繋がっているというワンネスになり、真に宇宙と繋がり、幸せな魂の旅を送ることができるのです。

私たちは、三次元のこの地球に生まれ、自分を愛し、自分の個性を輝かせ、ありのままの自分を生きることが、幸せへの近道です。私にとっては、この「汝自身で在れ」がこれからの人生の格言です。evaetlilit SHOPで販売している、evaetlilitビッグシルエット Tシャツや、ステンレスボトル に、みなさまが幸せな魂の旅を送ることができるように願いを込めて、「BE THYSELF (汝自身で在れ)」をデザインいたしました。よろしかったらご覧になってくださいね。

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