2019年9月より多発化し、深刻な山火事が続いていたオーストラリア史上最悪の大規模森林火災。火傷をしているコアラ、ワラビーや焼け果てた木々、真っ赤な火災映像にとても心が痛みました。私たちに何かできることはないかと思っていた時に、パートナーがInstagramで偶然見つけたのが「RegrowAustralia」の植樹活動でした。

「RegrowAustralia」https://regrowaustralia.co/

RegrowAustraliaの植樹活動

「One Bracelet. One Tree.」
RegrowAustraliaでブレスレットをひとつ購入すると、一本の木を植えることができるという、素敵な植樹支援です。オーストラリアでの植樹活動に直接資金を提供し、動物たちの生息地を回復する手助けができます。また、自分の木が植えられたことは、植樹されたときにメールで電子樹木証明書が送られて来ることで確認ができます。木を植える支援ができて、しかも記念に素敵な手作りのブレスレットもいただけるって考えたら、なんて素敵！

ブレスレットは種類がたくさんありますので、きっとお気に入りのデザインが見つかるはずです。RegrowAustraliaサイトでぜひご覧ください。環境保護を考えた素材で作られていて、上品でジェンダーレスなデザインです。手首に調整可能なタイプか、ゴムで男女のサイズはあまり気にしないで付けられるものが多いです。中にはキッズサイズ、男女サイズがあるものもあります。全世界送料無料で、2020年現在では、2万本以上の植樹の実績があります。たくさんの支援やCOVIT-19の影響で輸送に遅れがあり、現在は注文してから届くまでに４週間ほどかかるようです。

RegrowAustraliaのInstagramには、火災の被害など過激な画像がありますので、閲覧の際にはご注意ください。

結婚５周年の木婚式のお祝いに

私たちは2020年で、５周年目の木婚式を迎えました。木婚式のお祝いに、５周年に因んで、ブレスレットを５本購入し、５本の植樹支援をすることにしました。私たちは、結婚記念日のお祝いには、お揃いのものをふたりで相談して購入しているので、５つの内２つは「RegrowAustralia Bracelet」を紐のカラーダークブルーとアクアの色違いでお揃いにしました。

ふたりお揃いの「RegrowAustralia Bracelet」カラーはダークブルーとアクア

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RegrowAustralia Bracelet ©︎RegrowAustralia

残りの３つは、相方さんが「Gold Koala Habitat Restoration Band」と白い溶岩石をモチーフにした天然石の「RegrowAustralia Signature Lava Stone」、私は４つセットになった、ちょっとゴツめのフェイクレザーのブレスレット「Handmade Recycled Imitation Leather 4PC（no animal products）」にしました。

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©︎RegrowAustralia

オーストラリア史上最悪の森林火災

2019年9月から2020年の2月まで続いたオーストラリアの大規模森林火災。オーストラリアでは、ほぼ毎年のようにが発生しているという事実にも驚かされました。在来種の大半はある程度適応しているか、場合によっては火災を必要とする動植物すら存在し、森林火災は一定規模に収まっていれば自然にとってもむしろ有益なんだとか。ただ、近年の火災は頻繁で、激しく急速に広まり、規模が大きい。頻繁に火災が起こると、植物の種子ができる前に焼かれてましい、激しい火災は、地中の種子も焼いてしまうから、植物が適応できない。すぐに燃え広がる激しい火災では、鳥さえも煙や激しい炎で逃げられず、多くの動物が逃げ遅れ、深刻な被害が出ました。

今回の大規模森林火災は、平均降水量が観測史上最も少なく、空気が乾燥していたのに加え、平均気温も過去最高を記録し、12月には記録的な熱波が到来するなど、乾燥・高温・強風が重なり、火災が発生・拡大しやすい条件が揃ってしまい猛威を振るいました。被害は甚大で、2020年1月11日には、類焼面積10,700,000ヘクタール（107,000平方キロメートル）以上。これは、日本の本州の約半分に迫ります。日本の半分ぐらいの土地が焼けてしまったことになります。建物被害5,900棟以上、うち住宅は2,204棟以上、死者30名以上にまで拡がってしまいました。

オーストラリアに生息する貴重な野生動物にも深刻な影響をもたらし、哺乳類、鳥類、爬虫類など10億以上の生命が失われたと推定され、生息地が焼失し、餌の確保が困難になることから、生き残った動物たちの絶滅が危惧されています。南オーストラリア州のカンガルー島も、山火事の被害を受けた場所の一つですが、かつては約5万頭のコアラが暮らしていましたが、山火事で現在は5000頭まで減ってしまったと言われています。

私たちにできることは行動を起こすこと

オーストラリアだけでなく、世界中の動植物が脅威に晒されています。地球、自然、動植物と繋がっている私たち、人も同じく危険な状態です。様々な要因がありますが、異常気象などの原因を辿ると、そこには環境破壊、環境汚染があります。環境を破壊してしまった私たちができることは、ひとりひとりが意識を変えて、環境に優しいものを意識して買う、使うことなどを少しずつでも行っていくこと。私たちにできることは小さくても行動を起こすことです。それが集合意識になり、良いことを人が当たり前のようにするようになれば、地球は変わっていきます。

私は、人の細胞のひとつひとつにも意思があり、惑星や地球にも意思があると思っています。地球に住む生き物や人は、地球の細胞のようなもの。細胞のひとつひとつは小さくても、その小さいひとつひとつの細胞が惑星を作っています。地球の細胞で意思のある「人」が地球環境に良いことを意識して、行動して変わっていくと、繋がっている他の人の意識も行動も変わり、地球全体が必ず良い方向に変わっていくのではないかと思うのです。

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