未来への希望を失うと、人は絶望に陥ります。願いが叶わなかったとき、将来に失望したとき、期待が粉々に破壊されたとき、大切な人を失ったり、人に裏切られたとき。絶望の中では、思考、エゴが膨らんで、私たちはすぐにネガティブな感情の渦に飲み込まれてしまいます。
私も本当によくポジティブとネガティブを行ったり来たりします。今は絶望を感じるような状況が多々あり、未来に不安を感じはじめると、見る見るうちにそのネガティブな感情は広がってしまいます。そういうときにおすすめな「絶望」を希望に変える、マインドフルネス瞑想をご紹介します。「今この瞬間の気持ち」に気がつき、現実をあるがままに受け入れる心を育む練習をしてみましょう。
但し、うつな状態でネガティブな感情をたくさん抱えてしまっている方、自分を責める・否定する傾向が強い方には、逆に不安を増大させてしまい不向きですのでご注意ください。
絶望を味わったときの感覚を思い出してみる
今、あなたは深い絶望の中にいると想像してみてください。その絶望の中で、どんな感覚に襲われますか?心の中の理想は崩れ、信念や成功への期待は敗れ、まるで自分ひとりが世界から孤立し、見捨てられたような感覚に襲われるかもしれません。極端なまでのネガティブな思考から抜け出すことができない、そんな気持ちでしょうか。
しかし、こうして絶望について考えながらも、私たちの体には、さざなみのような穏やかな呼吸が流れています。少しずつ絶望の根の部分へ近づいていきましょう。あなたは何に絶望したのですか?どんな出来事があって、あなたは何を感じたのですか?絶望を味わった時の感覚を、記憶を掘り返すのは辛いことですが、少しだけ勇気を振り絞って、そのときに感じた、悲しみや喪失感を思い出してみます。
ネガティブな感情は在っても良い、囚われないことが大切
何かに失望し、がっかりしたり、ポッカリと心に穴が開いたような悲しみを抱いたり、このような感情も、絶望や悲しみも、誰もが経験する感情です。晴れの日があれば、雨の日もあるように、私たちの心にもポジティブとネガティブが在って良いのです。
自由に感じてください。悲しいときには泣いて、イライラするときには怒ってください。ネガティブな感情は痛みをもたらすこともありますが、それもまた人生の経験の一部です。ネガティブな感情も私たちの心に在って良いのです。感情を上手にコントロールしたり、感情を抑えるのではなく、目を背けるのでもなく、ただその感情を見つめ、ネガティブな感情に囚われないようにすることが大切です。
どん底も永遠には続かない
これまでの人生で、自分に失望したかもしれません。自分の弱さを受け入れ、乗り越えていくのは簡単なことではありません。それでも私たちはここに立っていて、こうして生きています。どれだけ自分がどん底だと絶望を感じていても、そのどん底も永遠には続きません。その先には新たな学びや成功、出会い、楽しい思い出が待っています。「止まない雨はない」こんな風に考えてみたら、心はどんな風に変わりますか?
今穏やかになった気持ちの中で、苦しみや悲しみも思い出してみてください。感情を消したり、目を背けるのではなく、ネガティブな感情と向き合いましょう。ネガティブな感情が在ることを無しとせず、在ると認めます。時間と共に、私たちの中にあるネガティブな感情も次第に消えていきます。ずっとは続きません。私たちの心の中にネガティブな思いが在ることも許しましょう。
今この瞬間と感情にフォーカスする
絶望の中で生まれる苦しみや悲しみは、私たちが体験する感情のほんの一欠片に過ぎません。私たちの毎日には、慈しむ心や愛、喜び、信頼や共感、充実感、達成感など、それ以上に輝かしい感情が、数え切れないほど溢れています。
心から愛してくれる人たちがいること、私たちの内にあるパワーとエネルギーを思い出してください。そして、私たちがどれだけ勇敢であるか、これまで乗り越えてきた困難や挑戦を思い出してください。この穏やかな気持ちのまま、今この瞬間の呼吸と感情にフォーカスすることで、私たちはシンプルになり、感情の渦から抜け出すことができ、絶望は希望に変わっていくでしょう。
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Eva et Lilit エヴァエリリトのスピリチュアルカウンセラー・ホリスティックセラピスト。神仏画家。スピリチュアル カウンセリング、オラクルカードリーディング、エンジェルアロマテラピー、チャネリングアート、デザイン、ウェブ全般。得意なことは浄化。宇宙や不思議な話、怪談、日本の神様や古事記、仏様や法華経が大好きです。写経にハマっています。
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