マントラとは?世界中すべての平和を願うマントラ「シャンティマントラ」

マントラとは?

「マントラ(mantra)」は、サンスクリット語で本来では、文字、言葉を意味しますが、日本では「真言」と訳され、大乗仏教、特に密教では仏に対する讃歌や祈りを、象徴的に表現した短い言葉を指します。

「マントラ」の語源は、man(心)とtra(守る、解放する)という2語を組み合わせた言葉で「心を守る、解放する」という言葉の意味通り、マントラを唱えている間は心が守られ、囚われていた心が解放されると考えられています。

マントラは、宇宙の波動を感知することができた聖者が、瞑想の中で得たインスピレーションの波動を音、言葉としたものが起源になっており、口伝で今でも僧侶達に伝承されています。神々を讃えたり、様子を描写していたり、祈りの言葉にもなっています。

マントラの持つ音のバイブレーションが、讃えられている神さまの聖なる働きを呼び起こすと言われており、マントラを唱えることで、宇宙の波動と一体になり、自己の源へと繋がり、宇宙や神と一つになることができるのです。

また、マントラの音のバイブレーションは、生命の持つ根源的な振動、私たちの一つひとつの細胞のバイブレーションに働きかけますので、心と体がそのエネルギーに満ちていき、心を鎮め、集中力や幸福感を得ることができるでしょう。

基本のマントラ「オーム」

「AUM(オーム)」は、基本のマントラで短いながら、数あるマントラの中でも最も崇高なマントラと言われています。宇宙の音、ヴァイブレーションの大本です。西洋では「アーメン」、仏教では「阿吽(あうん)」です。

「A(ア)」は、口を開くだけで出る音、この音は、舌の付け根の喉の位置で生まれます。次に舌と口蓋の間を通って唇の方に進み、「U(ウ)」が生まれ、唇を閉じると、「M(ン)」が生まれ、「A(ア)」が誕生、「M(ン)」が破壊、その間にある「U(ウ)」が維持とされています。または、過去・現在・未来を表現しているともいわれています。また、「A(ア)」が覚醒している状態、「U(ウ)」が夢を見ている状態、「M(ン)」が熟睡している状態を意味しています。

聖書では「はじめにことばありき。ことばは神とと主にあり。ことばは神なりき」と記され、ヒンドゥー教では、ブラフマー(梵天・ぼんてん)が宇宙を創造し、ヴィシュヌがそれを維持し、シヴァがそれを破壊するとされていますが、ヒンドゥー教の聖典「リグ・ヴェーダ」では、ブラフマーの名はオームで、オームはブラフマーそのものです。

世界中すべての平和を願うマントラ「シャンティマントラ」

「Shanti(シャンティ)」は、サンスクリット語で「平和・平安・至福・平穏・休息・静寂」を意味する言葉です。この「Shanti(シャンティ)」を3回唱えるマントラです。

Aum Shanti Shanti Shanti(オーム・シャンティ・シャンティ・シャンティ)
世界中に平和を、家族や周りの人たちに平和を、自分自身に平和を

シャンティには自分自身だけではなく、周りや世界全体の平和・安寧を願う思いが込められており、1回目のシャンティは「自分自身」、2回目のシャンティは「自分を取り巻く環境や人々」、3回目のシャンティは「世界中すべての環境や人々」に対して平和を祈っています。

シャンティを3回唱えることで「世界中に平和を、家族や周りの人たちに平和を、自分自身に平和を」という意味をもたらします。

下記の動画は、シャンティマントラの聞き流しや練習におすすめです。

Aum Lokah Samastah Sukhino Bhavantu (オーム ロカーハ サマスターハ スキノー バヴァントゥ)
オーム 世界のすべてが至福になりますように
Lokah Samastah Sukhino Bhavantu(ロカーハ サマスターハ スキノー バヴァントゥ)
世界のすべてが至福になりますように

Aum asato ma sadgamaya(オーム アサトー マー サッドガマヤ)
オーム 偽りから真理へとお導きください
tamaso ma jyotirgamaya(タマソー マー ジョーティルガマヤ)
暗闇から光明へとお導きください
mṛtyor ma amrtam gamaya(ムリティヨールマー アムリタン ガマヤ)
死から不死へとお導きください

Aum Shanti Shanti Shanti(オーム シャーンティ シャーンティ シャーンティ)
世界中に平和を、家族や周りの人たちに平和を、自分自身に平和を

シャンティマントラ Shanti Mantra(パヴァマーナ・マントラ)

マントラは、正しい発音で108回唱える

マントラは、基本1セット108回唱えます。1セットを朝昼晩と1日3セット唱えると効果が高いとされています。繰り返しマントラを唱える際に使用する、ジャパマーラーのビーズの数も108個ですが、108回というのは、サンスクリットの文字は、全部で54文字、最初から最後までを往復して一周すると、2倍の108という数字になります。つまり、108の中に、言葉の全て、知識の全て、この世界の表れの全てがあるということを意図しているといいます。

また、108という数字は様々な所でも見られます。サンスクリット語で書かれたヴェーダの奥義書「ウパニシャッド」の伝統的な「ムクティカーウパニシャッド」は108のウパニシャッドが書かれ、ヒンドゥー教のシヴァ神は108個のポーズで踊ったとされています。煩悩の数は108個あるといわれており、日本の数珠も108個で作られています。

マントラを唱える際の注意点は、正しい発音、正しいイントネーションで唱えることです。抑揚やリズムもとても大切です。間違ったイントネーションや発音で唱えると、ネガティブなエネルギーになり、逆効果になってしまうため注意が必要です。最初はとても難しいですので、ご紹介した動画やCDなどを聴き流しながら練習すると良いでしょう。また、実際に唱えられなくても、動画やCDを聞き流すことで、十分に効果はあるでしょう。

宇宙に調和をもたらすマントラ「ガヤトリーマントラ」

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